2012年4月18日(良) 第23回 東京スプリント(JpnV)
今日は大井開催3日目。
メインレースは1200m戦の第23回 東京スプリント(JpnV)が行われました。
人気は僅差で前走、黒船賞を逃げ切り勝ちした岩田騎手のセイクリムズン。
レースは外の方からおして川島騎手のナイキマドリードが好スタート。
その内から本橋騎手のコアレスピューマと戸崎騎手のスターボード。
枠の差でハナはスターボード、並んでコアレスピューマとナイキマドリードで3角へ。
その後ろ内から今野騎手のダイワディライト、セイクリムズン、藤岡騎手のサマーウインド。
前3頭がそのまま並んで直線へ。
直線に入るとスターボードが抜け出し、最内から坂井騎手のフジノウェーブ。
外からセイクリムズン。
最後はセイクリムズンが一気に抜け出して見事1着!
2着にフジノウェーブ。3着にスターボード。
フェブラリーSでは強引ながらも逃げるレース。
前走黒船賞ではスタートで躓きながらもハナを奪い逃げ切り勝ちと、近走の走りから1200m戦に必要な前にいく姿勢が出て、この馬の強さを十分に発揮したレースでした。
大井1200m戦3戦目というのもよかったと思います。
岩田騎手とのコンビでは4戦3勝3着1回とすばらしいですね。
上がり35.7と35秒台の脚が大井で出せたのも経験が活きてきたんじゃないかと思います。
前にいけて上がり35秒台という大井1200mでは理想的な脚質は今後も楽しみです。
2着の10歳馬フジノウェーブは58キロも最内から無駄のないコース取りで1:10.8上がり35.8とこの馬自身の自己ベストタイムと、とてもすばらしいですね!
この馬のリズムで走らせた坂井騎手もお見事でした。
大井競馬場で19勝、その内大井1200m戦は7314とものすごい連対率ですね〜。
2005年から大井の微妙な馬場の変化なども知りつくしたこの馬ならではのお見事な走りでした。
強い馬はやはり頭がよくて馬がレースをわかっていますね。
3着のスターボードは転厩後、連続の大井1200m3戦目。
前にいって押し切るこの馬の特徴を十分に発揮した戸崎騎手のお見事な騎乗でした。
調教の動きも抜群でしたが、1分10秒台とどんどん時計もつめてきたあたりはさすが中央4勝馬です。
川島&戸崎コンビとしても今後スプリント戦線注目の1頭ですね。
馬券的にはセイクリムズン軸の3連単もフジノウェーブを買えず撃沈です・・・。
馬場が乾いたとはいえ前日のC1の時計よりも遅かった中央馬が予想できませんでした・・。
スターボードは元中央馬ですが(笑)スプリントや牝馬戦では南関馬もなかなかいい勝負をするので、交流戦もおもしろくなっていきそうでレース的にも馬券的にも楽しみです。