南関日記

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このサイトは一生競馬を楽しむなら何だかんだで南関ダートでしょ!! がコンセプトのホームページです。個人的には少しでも多くの人に南関競馬の楽しさが伝わればと思っています。

南関日記

過去の日記

2012年12月29日(重) 第58回 東京大賞典(GT)


今日は今年最後の大井開催3日目。
東京大賞典の日の前売り指定席は2ヶ月前に発売するのですが、当然今年もすっかり忘れていました(笑)
しかし、抽選枠の指定席を友人が見事当ててくれたので、現地観戦してきました!
今日だけ雨予想ということで半分あきらめていましたが、なんと夜のうちに雨もあがり晴れました!
そ〜なんですっ!晴れればいい〜んですっ!
レインボーブリッジも青空を喜んでますね〜!
2012東京大賞典
今回は以前も使った第1駐車場からの駐車場門から入りました。
パドックの脇に出るもっとも寂しい入り口です(笑)
そんな寂しさを引きずるように東京大賞典ネクタイが当るスクラッチも外れです・・。

場内に入るとそこには今年のTCKキャンペーンキャラクター香里奈さんの香里奈横丁がっ!
2012東京大賞典
『いくよっ!東京大賞典!』

朝、9時に家を出たので1R前には到着です。
2012東京大賞典
人の少ない時間帯の競馬場の開放感はやっぱりいいですね〜!

10月開催あたりから、急激に時計がかかる馬場になってしまった大井競馬場。
その原因のダートもチェックです。
2012東京大賞典
もちろんなにもわかりません。

今回は屋内の暖かい指定席ということで快適な一日になりそうです。
2012東京大賞典

とりあえず前半は馬券を買わずに競馬場をお散歩です。
2012東京大賞典
すでに1Rは終了。早いっ!

そして腹ごしらえということで、早速香里奈横丁へ。
ジャンボ味噌カツやシャチホコカレーうどん、天むす軍艦などがありました。
かなり風が吹いていた事もあり、外でカレーうどんは厳しいということでジャンボ味噌カツを。
2012東京大賞典
実際買うのをためらうほどジャンボです。
当然パックからはみでます(笑)
もちろんいつものお店もあり、モツ焼きそばを。
2012東京大賞典

今日の青空をバックに鳥皮をたべ〜の。
2012東京大賞典

レバーをたべ〜の。
2012東京大賞典

エレベーター押し間違えて、ダイヤモンドターン入り口の映画『シービスケット』でトビー・マグワイヤが着てた勝負服を見つけ〜の。
2012東京大賞典
(左からアメリカで21戦20勝マンノウォー、アメリカで89戦33勝シービスケット、イギリスで13戦11勝ニジンスキー)

な感じで、早く競馬場につくと時間に余裕がありダラダラできるのが大好きです。
しかしご飯を食べて暖房のきいた指定席ではどうしてもまったりしてしまいます。
ですが、そんなのはお構いなくレースは続きます。
2012東京大賞典

やれ、ゲートのタイヤの跡はちゃんと綺麗にしてからスタートしてるんだぁ〜とか。
2012東京大賞典

気がつけば、馬ではなくじ〜っとバスを見てたりだとかしているうちにあっという間に東京大賞典の時間に・・。
2012東京大賞典

人気はJBCクラシックを完勝、JCD2着、和田竜二騎手のワンダーアキュート。
レースは松岡騎手のエスポワールシチーが躓いて最後方から。
前は戸崎騎手のフリオーソがハナへ。
少し離れた番手に服部騎手のモエレビクトリー。
その後ろから外に出して太宰騎手のナムラタイタン。
さらに後ろ外に岩田騎手のローマンレジェンド、内にワンダーアキュート。
全馬比較的かたまったまま向正面へ。
前は逃げるフリオーソの外にモエレビクトリーとナムラタイタン。
少し離れて内から上がっていった内田騎手のハタノヴァンクール、外にローマンレジェンド。
その後ろ内にワンダーアキュートで3角へ。
フリオーソの後ろに上がってきたハタノヴァンクール、外にナムラタイタン。
さらに外からローマンレジェンド、その後ろにワンダーアキュートで直線へ。
直線に入るとローマンレジェンドが先頭に。
その外からワンダーアキュート、最内からハタノヴァンクール。
激しい叩きあいの末、最後はローマンレジェンドが1/2馬身差で見事1着!
2着にハタノヴァンクール。3着にワンダーアキュート。

2012東京大賞典
(1周目スタンド前です。)

ローマンレジェンドは前走7連勝がかかったJCDは岩田騎手が騎乗停止の為、ミルコ・デムーロ騎手に乗り代わり4着。
今回、岩田騎手に戻りみごとGT制覇です!
直線、ワンダーアキュートに差されても差し返したあたりは勝負根性もありすばらしいですね。
この馬の力を引き出せる岩田騎手とのコンビは今後も注目ですね。

2着のハタノヴァンクールは終始内目を追走。
1角でも内をついて前々のレース。
向正面で早めにフリオーソの後ろにつけて、直線仕掛けを少し遅らせて追い込むも2着まで。
1角までに内目をするすると上がっていき4,5番手の位置取りの内田騎手はお見事でした。
さらに前をいく今の大井に詳しい戸崎騎手と同じ最短のコース取りと今の馬場にあった仕掛けのポイントはすばらしかったと思います。
持ち時計的には少しきびしかったですが、力のいる時計のかかる馬場がこの馬のピッチ走法にも合っていたと思います。
3歳でダートの一線級相手に2着と力は出し切ったと思います。
馬の特徴と今の大井の特徴を理解した内田博幸騎手のお見事な騎乗だったと思います。

ワンダーアキュートは好スタートも外に出し、その内側からハタノヴァンクールに前に出られ6,7番手からのレース。
ローマンレジェンドの後ろから直線いったん先頭に立つも最後はハタノヴァンクールに差されての3着。
和田騎手曰く、直線でぶつかって馬が浮く感じになり失速したみたいですね。
ハタノヴァンクールとは位置取りとコース取り、今の馬場での仕掛けの差が出た感じでしょうか。
個人的には、ある程度脚をためた方がよさそうなので、次走、和田騎手がどう乗るかも注目したいと思います。

勝った岩田騎手は両手を広げてのまさにドヤ顔でした。
これで今年GT8勝!いや〜お見事ですね〜!
ロードカナロアで香港スプリントも制覇と海外GT、そして東京大賞典の国際GTを勝ったということで、来年は海外での活躍も期待したいですね〜。
今回上位2頭に乗っていたジェンティルドンナの岩田騎手とゴールドシップの内田騎手が凱旋門賞で戦ったら盛り上がるでしょうね〜。

そんな中場内の興奮冷めやらぬまま、イルミネーションが点灯!
2012東京大賞典
さすが照明電力40%を自家発電で行っているTCKです!

払戻金は人気上位3頭なので、お安めです・・。
2012東京大賞典

プレゼンターとして香里奈さんも来ていましたが、暖かい指定席の味をしった人間は残念ながら寒い人ごみに行くという選択肢は皆無なのです・・。
2012東京大賞典

いろいろ豪華な施設のあるTCKですが、なぜかスーパーカラービジョンの画面は汚いです・・・。
競馬場で一番重要なモニターなのに・・・。
2012東京大賞典
(岩田騎手スーパーカラービジョンバージョン)

最終レースくらいは外で見ようということで、トゥインクルを楽しみに外に!
2012東京大賞典

場内のいたるところが輝いています!
2012東京大賞典
混んでいたり記念撮影する人も多いので人が見切れて大変です・・。

DISCOVER★TCK。
2012東京大賞典
DISCOVERは発見する。
ジブン、発見、トゥインクル。
新しい夜。新しい夢。新しい私。新しいケイバ。
夜ケイバ。ガチで行くよ帝王賞。ケイバ女子会などなどCMでも香里奈さんがいろいろ発見しているあれです。
もちろんここの前で岩田騎手のように両手を広げてパチャリしました。
自分で言うのもなんですが、すぐに影響を受けるタイプです(笑)

正門も船橋競馬場とは比べ物にならないほどの電飾が。
2012東京大賞典

正門から入るとこんな感じに。
2012東京大賞典
幻想的なイルミネーションになにかディスカバーしそうです。

名馬ハイセイコーも香里奈さんにあやかってモデル立ちです。
2012東京大賞典

あとは最終レースのみですが観客の熱気は冷めません!
船橋の場外は17時すぎになったらみんな帰ってるんだろうな〜。
2012東京大賞典
結局最終Rは上位3頭人気決着・・トリガミました(笑)

賑やかなL−WINGを見上げながら。
2012東京大賞典

誰もいないパドックに目をおとすと。
2012東京大賞典

なんとDISCOVERの答えを発見っ!!
2012東京大賞典
今までの発見はなんだったのかと思わせる『すべての発見は、パドックにある』
おそるべし香里奈☆DISCOVERです。

馬券的には7R以降は9R以外3連複(メインは3連単)を的中できたので快勝でした!
4万馬券を2つ的中できたのも、今の馬場対策を10月後半からした結果だと思うのでよかったです。
東京大賞典はローマンレジェンド、ハタノヴァンクール軸の3連単でなんとか的中できました。
ハタノヴァンクールの返し馬がピッチ走法で今の馬場にすごく合いそうなのと、力のいる時計がかかる馬場だったので、内田博幸騎手に乗り代わりで買えました。

馬場の影響もありますが、現地に行ってみてわかったことは。
今日はスタンド前の直線がおもいっきり向かい風。
馬場の影響もありますが、あの風ではどの馬も直線あまり伸びない感じでした。
現地に行ってみないとわからない情報はいろいろあるので、やはり競馬は奥が深いなぁ〜と思いました。
風向きは個人的にもすごく気にはなっていたので、以前アンケートなどでLIVE映像で旗を映してほしいなどと要望したこともありましたが・・(笑)

大井の馬場に関しては、逃げ馬にしろ追い込み馬にしろ鞭による扶助中心の追い方だと馬によってはあまり伸びない印象をうけました。
的場騎手や岩田騎手のような尻扶助、重心移動の追い方がかなり効果的だと思いました。
2010年末から続いた大井の高速馬場から今の馬場に変わったことにより、速い馬の時代から強い馬の時代になろうとしていると思います。
高速馬場の申し子『スマートファルコン』の引退とともに新たな時代へと向かっているダート戦線。
当然、時計がかかるので地方馬でも展開や仕掛けどころ、コース取りで十分勝負になりそうなので、2013年の重賞はどんな感じになるのか楽しみです。

入場者数は35,595人。
(2011年TCKのJBCで33,579人、2011東京大賞典で32,049人)
東京大賞典の売上げは22億4299万3600円。
総売上は40億6575万5100円。
と入場者数、売上げともにIPAT効果もあって大成功だったと思います。
売上げの半分以上が東京大賞典なんですね〜。

今日はきれいな満月でした。
2012東京大賞典
月の引力によって馬場は軽くなるのか気になりつつも今年も大賞典しちゃいました!




うまうま君