2014年4月2日(良) 第25回 東京スプリント(JpnV)
今日は大井開催4日目。
メインレースは1200m戦の第25回 東京スプリント(JpnV)が行われました。
人気は圧倒的に前走フェブラリーステークス4着、蛯名騎手のノーザンリバー。
レースは内の方から川島騎手のナイキマドリードが好スタート。
その外から御神本騎手のアーリーロブストがハナへ。
その外に石崎駿騎手のジェネラルグラント、最内に和田竜二騎手のパドトロワ。
その後ろ外に左海騎手のコアレスピューマ、ノーザンリバー、本橋騎手のセイントメモリー。
その後ろ内から岩田騎手のセイクリムズン、山崎騎手のハードデイズナイト。
前はおしてパドトロワがハナへ。
その外アーリーロブストで3角へ。
その後ろ内にナイキマドリード、外にジェネラルグラント、中にノーザンリバー。
逃げるパドトロワの外にアーリーロブストとジェネラルグラントが並んで直線へ。
直線に入るとジェネラルグラントが先頭に。
その外から一気に差しきってノーザンリバーが先頭、その後ろからセイクリムズン。
最後は3馬身差でノーザンリバーが見事1着!
2着にセイクリムズン。3着には後から追い込んできた町田騎手のアルゴリズム。
ノーザンリバーは7枠13番からのスタート。
ジェネラルグラントを見ながら外目5番手の位置取り。
そのまま徐々に内にいれていきジェネラルグラントの内5番手で3角へ。
直線では内を狙うも進路がなく、すぐにジェネラルグラントの外に出して一気に後続を引き離しての完勝です!
時計も1:10.7上がり35.9の好タイムで見事初の地方で重賞制覇です!
ストライドを伸ばして加速しているのでやはり広い大井は合いますね〜。
フェブラリーステークスではベルシャザールとクビ差同タイム上がり35.4とすばらしいきれ味。
東京のマイルであのきれ味なので、大井1200mはかなり楽だったんじゃないでしょうか。
直線で前が壁になりましたが、蛯名騎手の外に出さないコース取り、嫌いじゃないです。
セイクリムズンは6枠11番からのスタート。
10番枠から出鞭でおしていくコアレスピューマが内に入れると、内にいれていきノーザンリバーの後ろ7、8番手の位置取り。
そのままジェネラルグラントの外を狙うように直線へ。
その間にノーザンリバーに出られ、追いかけるも徐々に差は広がっての2着。
少しずぶくなった感じはしていましたが、前走黒船賞ではかるく気合をつけてのいい位置取りで快勝。
少し1200mはいそがしい感じですがいい流れで力は出し切ったんじゃないでしょうか。
全16勝のうち1400mで12勝とスピードとスタミナのバランス的にもベストはやはり1400mだとは思います。
なので是非一度大井1400mの走りを見てみたいですね〜。
アルゴリズムは1枠2番からのスタート。
ダッシュがつかず最後方からのレース。
すぐにおしていき的場騎手のアイディンパワーの外につけて14番手で追走。
4角で前との差も縮め直線へ。
直線に入りアイディンパワーの外から伸びてくるも3着まで。
長距離の障害戦明けということで、スタートものんびりでしたが馬も1200mの流れにハッと気づいて追いかける感じはかわいかったです。
急遽森騎手から乗り代わりの町田騎手でしたが、見事な追い込みだったと思います。
個人的に今日はどんなコースなのかどんな距離なのかもわからない馬がゴールを間違えたりするのは一生懸命で切ないですが、すごくかわいいので大好きです。
馬券的にはノーザンリバー軸の3連複も撃沈です・・・
アルゴリズムが短い距離でいい走りをしていたのは知っていましたが、出走表を初めて見たときに、長距離障害戦の後なので後ろからになり、後ろから行く森騎手ということですぐに切ってしまっていました・・・完敗です。
森騎手の魅力はいい位置取りをとるタイプなので後方から馬を動かしていく感じは合わなそうだなという感じです(あくまで個人的なイメージです)。
京浜盃でのドラゴンエアル、今回のアルゴリズムということで、後ろからくる馬にやられた感じを忘れずにうまく次の馬券につなげたいと思います。
個人的には待機所で、馬を動かす地方ダート向けの追い方を確認する福永騎手のイメージトレーニングはよかったですね〜。
家の木馬でやる事をセレスハントの上でやるあたりはさすがです。
ドバイでの馬上インタビューもそうですが、福永騎手らしくてなごみますね〜。
ジャスタウェイでドバイデューティフリーをレコード勝ちした直後でのストイックな感じも関心しました。