南関日記

2010年10月20日(良)　第7回 ＴＣＫディスタフ(Ｓ�V)

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今日は大井開催３日目。
メインレースは牝馬による1800m戦の第7回 ＴＣＫディスタフ(Ｓ�V)が行われました。
人気は牡馬との戦い、黒潮盃３着、戸塚記念１着の戸崎騎手のハーミア。
レースはムンロ騎手のバックアタック、向山騎手のボニータシチーがいくもハナは外のほうから今野騎手のエロージュ。
４番手外にハーミア。その外に森騎手のテイエムヨカドー。
その後ろ内に的場騎手のザッハーマイン。外に坂井騎手のヒロアンジェロ。
全馬かたまったまま向正面へ。
徐々にペースもはやくなり、３角逃げるエロージュの外にボニータシチー、その外にぴったりハーミア。
その後ろにザッハーマインとテイエムヨカドー。
直線に入ると、エロージュの外からハーミア、その外からザッハーマイン。
残り100mでザッハーマインが一気に突き放して見事１着！
２着にハーミア。３着にテイエムヨカドー。

中央で11戦3勝2着4回3着2回と安定した成績で南関に移籍してきたザッハーマイン。
転厩初戦でしたが、このレースは2008年に4着。
久しぶりの1800m戦でしたが1:52.8上がり36.5で快勝です！
調教にのった的場騎手も絶賛していただけあって、かなり力のある馬です。
レースタイム上がり12.5-12.1-12.4と上がりの競馬の中、一気に差してきた末脚はすばらしいです。
牝馬戦線もおもしろくなってきそうです。

２着のハーミアは３番手の絶好の位置取りから、直線ではエロージュをかわすもザッハーマインには一気に離されてしまいました。
初の古馬対決でしたが、1:53.3上がり37.3も決して悪くはなかったと思います。
相手が強すぎた感じでしょうか。
今年の３歳牝馬では力が抜けていましたが、やはり古馬相手でもやれそうです。
これからの馬なので、期待しています。
にしても戸崎騎手の位置取りはうまいですね〜。

馬券的にはハーミア軸の３連単で撃沈です・・・。
上がりの競馬で後ろからいくフサイチミライにはきびしい展開でした。
来週の重賞は２歳牝馬戦ということでさらにむずかしそうですが・・・・。

最後に気になるニュースを。
今年の５月に国際競馬総括機関連盟(IFHA)が鞭のガイドラインを制定しました。
そして来年からＪＲＡも国際基準に沿ってルール変更することになりました。
その中で鞭の使用規制がやはり気になります。
その項目は９項目。
�@馬が怪我するほどの使用。
�A肩より上方に腕を上げて振り下ろす。
�B反応のない馬に対し必要以上に使用する。
�C明らかに着順の大勢が決した後に必要以上に使用する。
�D入線後に使用する。
�Eひばら(脇腹)への使用。
�F過度に頻発する。
�G頭部もしくはその付近に対する使用。
�H原則として鞍より前方に逆ムチで使用。
他にも後検量の1キロ以上の増加は失格にならない。ＪＲＡ指定デサント製ベストの着用義務。
などがあります。
来年は自主規制で回数なども制裁の対象にはなりませんが、今後、回数も決められてしまいそうな気もします・・・。
動物愛護の理由での鞭の使用については豪州では騎手のストライキなども起こっています。
鞭での扶助が必要な馬などは今後きびしくなっていくんでしょうか・・・。
しかし・・・、水車ムチなどもアウトとなるとさみしい限りです。