南関日記

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南関日記

過去の日記

2014年4月9日(稍重) 第18回 マリーンカップ(JpnV)


今日は船橋開催3日目。
メインレースは牝馬による1600m戦の第18回 マリーンカップ(JpnV)が行われました。
人気は圧倒的に前走エンプレス杯を2.2秒差の圧勝、福永騎手のワイルドフラッパー。
レースはワイルドフラッパーが好スタート好ダッシュ。
外の方からおして藤岡騎手のサマリーズがハナへ。
つれて上がってきた吉田隼人騎手のアクティビューティが番手外。
内3番手にワイルドフラッパーで1角へ。
その後ろ外に小杉騎手のクロスオーバー、内から5番手に押し上げて今野騎手のカイカヨソウで向正面へ。
向正面に入ると外の方から武豊騎手のサウンドリアーナが6番手までおしあげ3角へ。
逃げるサマリーズの外からアクティビューティとワイルドフラッパー。
その後ろは少し離れて直線へ。
直線に入ると一気にワイルドフラッパーが先頭にたち、アクティビューティの外からカイカヨソウ。
最後はその差を一気に広げて7馬身差でワイルドフラッパーが見事1着!
2着にアクティビューティ。3着にカイカヨソウ。

ワイルドフラッパーは2枠2番からのスタート。
好スタート好ダッシュもひかえて外にもちだしての3番手の位置取り。
前を射程圏にいれながら4角で並ぶと、あとは突き放すだけの完勝で重賞2連勝です!
馬なりで先頭にたち、ちょっと手綱をしごくと一気に加速して1:39.5上がり36.9の好タイムでした。
テンも速く逃げても強いですが、ストライドを伸ばしての加速が活かせると思うので逃げない方がさらにいい気がします。
牝馬どうしだとスピードの違いで先頭に立ってしまう感じですが、ひかえて外に出ししまいを活かす抜け目のない定石のような福永騎手の乗り方は次走にもつながるお見事な騎乗だったと思います。
毎回騎手が乗り代わりですが、いろいろなレースを経験できるので競馬の幅も出てかなりの強みになると思います。
このくらい強いとやはり見たいのは牡馬相手ですかね〜。

アクティビューティは大外8枠11番からのスタート。
おして内に入れていき番手外の位置取りへ。
そのままサマリーズと距離を保ちつつ番手を追走。
3角で仕掛けて直線も、前とは引き離されての2着。
ワイルドフラッパーの前に出る番手外の絶好の位置取りから、間隔をあけての追走。
この馬に合った3角からの絶妙な仕掛けで力は出し切ったと思います。
吉田隼人騎手のこの馬の魅力を引き出しつつ、相手の嫌がるそつのないレースはお見事な騎乗だったと思います。
今回は勝った馬の力が違いすぎた感じでしょうか。

カイカヨソウは3枠3番からのスタート。
スタートで少し立ち遅れるもすぐに立て直し、花本騎手のエイシンルンディーの内7番手の位置取り。
1角でうまく最内を回って、内4番手で向正面へ。
そのまま最内から直線で外に出して追い込むもアクティビューティとの差は縮まらずの3着。
あまりスタートがよくないカイカヨソウですが、うまく1角でするすると4番手につけれたのがよかったですね。
勝った馬は強すぎましたが、上がりも38.6、アクティビューティと同じくらいの脚で0.2差の11/2馬身差。
北海道2歳優駿以来の交流重賞3着ということで、なかなかの走りだったと思います。
スタートなどの課題もありますが、今後も牝馬交流重賞など楽しみですね。
重賞3勝のコンビの今野騎手も去年の12月11日の浦和6Rの落馬により肋骨骨折、肺挫傷、肺損傷、腰椎横突起骨折の大怪我から先週復帰ということで、カイカヨソウにとってもいいニュースですね。

馬券的にはワイルドフラッパー軸の馬単でなんとか的中できました。
カイカヨソウを含めた4頭までしぼりましたが、今年の調子の悪さもあるので攻めずに馬単でいきました(笑)
スタートよくないカイカヨソウなので、馬単の選択はよかったと思います。




うまうま君