2013年11月6日(重) 第20回 マイルグランプリ(SU)
今日は大井開催3日目。
メインレースはマイル戦の第20回 マイルグランプリ(SU)が行われました。
人気はスパーキングサマーカップを制して前走日本テレビ盃では地方馬最先着5着、川島騎手のトーセンアドミラル。
レースは中の方から赤嶺騎手のゴーディーが好スタートもその外からおして有年騎手のデイジーギャルがハナへ。
その外から川島騎手のトーセンアドミラルと真島騎手のピエールタイガーで1角へ。
番手は少し離れて外のトーセンアドミラル。
内3番手にゴーディー、外にピエールタイガーでその後ろは少し離れて向正面へ。
さらに少し離れた5番手内に戸崎騎手のヤサカファイン、外に矢野騎手のファイナルスコアー。
その後ろに和田騎手のソルテで縦に長い展開に。
前は逃げるデイジーギャルの外からトーセンアドミラルとピエールタイガー、内にゴーディーで3角へ。
4角でデイジーギャルが一気に後退していき、トーセンアドミラルとピエールタイガーが後ろを離して直線へ。
直線に入ると前の2頭は激しいたたきあいに。
その後ろはゴーディーの外からソルテ、その後ろからは並んで的場騎手のアイディンパワーと坂井騎手のジョーメテオ。
最後はきわどい決着もアタマ差でトーセンアドミラルが見事1着!
2着にピエールタイガー。3着にソルテ。
トーセンアドミラルは6枠12番からのスタート。
好スタートから迷わずハナにいったデイジーギャルの番手外と絶好の位置取り。
そのまま番手を追走し3角から先頭にたつと直線入り口ではラチ沿いをうまく回ってリードを広げ、激しい叩きあいも見事制しました。
2着のピエールタイガーとは斤量差1キロと枠順の差もありましたが、川島騎手とのコンビで重賞2勝目はお見事でした。
逃げ先行タイプの馬だけに川島騎手とのコンビも合っていると思います。
スタミナもありかなり強い馬だと思うので、今後も交流戦など挑戦してほしい一頭ですね。
ピエールタイガーは7枠14番からのスタート。
好スタートで外目4番手からのレース。
そのまま終始トーセンアドミラルの外を追走し3角からは2頭の叩きあいに。
最後はアタマ差届かずの悔しい2着。
内にゴーディー、デイジーギャル、トーセンアドミラルがいるため無理におしていかなかったのも最後の粘りにつながったと思います。
4角で勝ったトーセンアドミラルとは脚色が違っていましたが、真島騎手の鞭と重心移動による扶助でアタマ差までせまったのはお見事だったと思います。
ここ最近南関で一番激しく追う真島騎手ならではの粘りだったと思います。
ここ2戦は二桁着順でしたが、58キロで時計も重馬場1:39.6上がり39.0といい感じの頃に戻ってきたので、マイラーとして次走も注目したいと思います。
ソルテは1枠1番からのスタート。
好スタートで前の4頭を見る形の最内4,5番手と絶好の位置取りからのレース。
3角手前から徐々に前との差を縮めて直線入り口ではゴーディーの外4番手から直線へ。
直線に入り前との差を徐々に縮めるも最後は脚色も一緒になり後方から差してきたジョーメテオをハナ差しのいでなんとか3着。
JDDからの休み明けでしたが、馬場も得意の重馬場で内容的にもなかなかよかったと思います。
初コンビの和田騎手でしたがこの馬の特徴を理解していたので次走からは馬場の違いによる切れ方なども把握してくると思うので、次走以降も注目ですね。
馬券的にはソルテ軸の3連複でなんとか的中できました。
マイル戦線はセイントメモリーなど強いメンバーも多いので、今後も盛り上がりそうです。
先行馬も多く、競馬場や枠順によってかなり結果も変わってくるので、前走などのチェックは時間をかけたいと思います。
この時間をかけるのがおもしろそうなテレビ番組との兼ね合いで結構難しいのですが(笑)
とくに展開予想的に買い目が多くなっても逃げ馬の選択には注意したいですね。