南関日記

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南関日記

過去の日記

2012年8月15日(良) 第46回 黒潮盃(SU)


今日は大井開催4日目。
メインレースは3歳による1800m戦、第46回 黒潮盃(SU)が行われました。
人気は東京プリンセス賞、関東オークスの牝馬2冠馬、今野騎手のアスカリーブル。
レースは戸崎騎手のロンドンアイが出遅れ。
左海騎手のディーオ、その外に矢野騎手のアイキャンデイ、鮫島騎手のエスワンプリンス、町田騎手のオゼキング。
ハナは内からディーオ。
番手にアイキャンデイ、その外にエスワンプリンス。
少し離れて森騎手のイブニングラッシュとオゼキングで向正面へ。
前も徐々にペースが早くなる中、後続も差を縮めてきて全馬比較的かたまったまま3角へ。
逃げるディーオの外からエスワンプリンス、その後ろからアスカリーブルで直線へ。
直線に入ると前の2頭をかわしその差を徐々に広げアスカリーブルが見事1着!
2着にディーオ。3着にエスワンプリンス。

アスカリーブルの注目はやはり3歳牝馬で57キロの斤量でしたが、そこをふまえ間隔をあけていい状態に仕上げてきた川島師はお見事でした。
パワフルな走りからそこまで斤量泣きはしなさそうだとは思いましたが、今野騎手曰く最後いつもより伸び切れなかったみたいですね。
きれるタイプではないので早めに仕掛けたほうがいい馬ですが、そこも川島師は斤量を計算していつもよりワンテンポ遅らせろの指示と、さすが川島師抜かりがありません。
3角外目から仕掛けると一気に前2頭の後ろにつけての差し切り勝ちと牝馬2冠に続き3連勝で重賞制覇です。
この暑い中57キロで外目からのレースの快勝と内容的にもとてもよかったと思います。

ディーオはうまく自分のペースで逃げて、最後もがんばっての2着。
この馬の特徴の大きな飛びのストライドからのスタートを活かすのに向いているスタートから直線が長い大井1800mということで、6番枠からうまくハナにいけました。
自分より内で前に行きそうなイブニングラッシュ、外からはロンドンアイ、砂を被ると走る気がなくなるアイキャンデイ、先行馬のエスワンプリンスあたりの先行争いになると思いましたが、ロンドンアイの出遅れもあり道中もつつかれずに展開的に向きましたね。
まだ物見したりと子供っぽいところもあるみたいなので、そのへんの成長を注意して見ていきたいと思います。

エスワンプリンスは佐賀から輸送で約17時間、初の57キロ、初大井、ときびしい条件でしたががんばりました。
外からの先行争いの中、最後も止まらずのレースは内容的にはかなりよかったと思います。
さすが九州ダービー馬ですね。
今回強い馬と走ってさらに強くなってほしい一頭ですね。

馬券的にはアスカリーブル軸の3連複も撃沈です・・・。
このレースのペースの鍵になりそうなロンドンアイの出遅れもあり完敗ですね・・。
全体的に今年の牡馬クラシックは展開が向いた追い込み馬が活躍していましたが、どの馬もしまいいまいちな感じでした。
個人的にすごく気になっていた良馬場での各馬の走りでしたが、やはりそこまで良馬場できれる感じの馬がいなかったのが少し寂しい感じですね。
この暑さなども影響してるとは思いますが、今年の3歳馬の古馬も含めた全体的な力関係などは注意して位置づけしていきたいと思いました。

毎日熱い戦いを繰り広げ、私たちを楽しませてくれた2012年ロンドンオリンピックも終わってしまいました。
71歳で最年長の出場者、法華津寛(ほけつひろし)選手でも話題になった馬術ですが、唯一、人間以外で五輪に参加できるのが馬です。

アヴェンツィオ(杉谷 泰造)
ウイスパー(法華津 寛)
ヌーンデイドゥコンドゥ(大岩 義明)
チッピー(佐藤 賢希)
プリティーダーリン(根岸 淳)
ラティーナ43(弓良 隆行)
マーキードプレスコ(田中 利幸)
アリ(武田 麗子)

競馬に慣れているせいか馬名メインの表示の方がなぜかすごくイメージしやすいのは競馬ファンの悲しい性ですね(笑)



うまうま君