2010年6月2日(良) 第56回 東京ダービー(ST)
今日は大井開催3日目。
メインレースは3歳クラシック2冠目、 2000m戦の第56回 東京ダービー(ST)が行われました。
人気は羽田盃では外を回し早めのしかけで最後ハナ差差された戸崎騎手のマカニビスティー。
レースは外から御神本騎手のライトラン、真ん中から本橋騎手のウインクゴールドがいくも内から石崎駿騎手のマグニフィカがハナへ。
その3頭の後ろに、内に的場騎手のショウリュウ、外に内田博幸騎手のシーズザゴールド。
マグニフィカがとばして後ろを5馬身近く離して、縦に長い展開に。
3角手前で徐々に前の馬群が固まるも先頭はマグニフィカのまま直線へ。
直線に入ると、大外から一気にマカニビスティー。
内からは岩田騎手のガナール、中からシーズザゴールド。
最後は一気に前をかわし、マカニビスティーが見事1着!
2着にガナール。3着にマグニフィカ。
戸崎騎手も認めていた、羽田盃の仕掛けの早さの失敗を見事東京ダービーで活かしての勝利!
砂をかぶるのが苦手な馬でぎりぎりのところでのコース取りとしかけはお見事だったと思います。
力的にも少し抜けていただけに、負けられない戦いですごいプレッシャーだったのではないでしょうか。
この後のJDDは強い中央馬なども出てくるので、きびしいレースになりそうですが注目です。
その後は中央に戻るようなことも言っていますがどうなんでしょうか。
2着のガナールは、スタートしてすぐ内につけてそのまま内をつく岩田騎手の騎乗もお見事でした。
どの馬も初の2000m戦ということで長距離レースはやはり内にこだわる騎乗がいい結果につながります。
上がり37.8と37秒台はマカニビスティーとガナールだけ。
走り方がまだ幼い感じなので、今後もチェックしたいと思います。
3着のマグニフィカは逃げて最後差されての3着ですが、かなりの能力を感じた一戦でした。
基本的なスピードがある馬なので枠的にも自然とハナにたちましたが、今後いろんな競馬を覚えてくるととても強くなると思います。
4着の羽田盃馬シーズザゴールドは、内田騎手が絶好の位置取りといい感じでしたがやはり良馬場では少しきれが足りない気がします。
相手なりに走るタイプの馬なので、強い相手と走る事での成長など今後も注目したいと思います。