2012年5月23日(重) 第57回 大井記念(SU)
今日は大井開催3日目。
メインレースは2600m戦の第57回 大井記念(SU)が行われました。
人気は圧倒的に前走ダイオライト記念3着、張田騎手のトーセンルーチェ。
レースは吉田稔騎手のトーセンゴライアスが出遅れ。
前は本橋騎手のドモナラズがハナへ。
その外番手に真島騎手のケイアイライジンで1周目3角へ。
その後ろ内に戸崎騎手のマズルブラスト、外に坂井井騎手のエプソムアーロン。
ペースもグッとおちて前はかなりかたまった状態で1周目スタンド前へ。
スタンド前に入ると徐々に外からトーセンゴライアスが上がっていき1角ではハナへ。
その外番手にケイアイライジン。
ドモナラズは下がっていき3番手にエプソムアーロン。
その後ろ内にトーセンルーチェ、外にマズルブラストと早田騎手のラストキング。
向正面に入りペースも上がっていき、先頭はケイアイライジン、その外にエプソムアーロンとマズルブラスト、最内にトーセンルーチェで3角へ。
ケイアイライジン、マズルブラスト、その外に持ち出したトーセンルーチェで直線へ。
そのままトーセンルーチェが一気に抜け出し先頭に。
外からは和田騎手のナムラブレットと町田騎手のピサノエミレーツ。
最後はそのままおしきってトーセンルーチェが見事1着!
2着にピサノエミレーツ。3着にナムラブレット。
高齢馬も多かったですが、メンバー的にここでは負けれなかったトーセンルーチェ。
道中も内目を無駄な動きなく追走、直線も大きなストライドで2:48.1上がり39.9で快勝!
南関重賞2勝目です!
今年は重賞でも絶好調の張田騎手も3番枠からの理想的な長距離戦の騎乗お見事でした。
張田騎手とのコンビではこれで2110と好成績、さらにこの馬の特徴も理解したと思うので次走も楽しみです。
次走は帝王賞ということで大井2000m。
かなり馬の能力が結果にでやすいコースですが、前走ワンダーアキュート、フリオーソに先着と船橋のタフなレースにも対応しているので中央馬相手でも注目したいですね。
ピサノエミレーツは好スタートから最内をトーセンルーチェの後ろで追走。
ペースが速くなった向正面でおっつけるも、3角内で少し窮屈になり外へ、最後は全馬最速の上がり39.4も前には届かずの2着。
最近では前からのレースの丸山騎手、しまいを活かす騎手と馬的にも大変だったと思います。
長距離戦の内枠を道中はうまく利用できましたが、最後伸びてるだけに3角の少し後手になっての外は痛かったと思います。
ナムラブレットもトーセンルーチェの後ろ、ピサノエミレーツに並んでの追走。
ペースが速くなった3角手前でいい位置取りから直線に向くも前との差は縮まらず最後は外から差されての3着。
スローの上がり競馬、どうしても各馬仕掛けが早くなる中、ギリギリの仕掛け。
あれ以上遅いとスムーズに直線向けなかったと思うので和田騎手はお見事だったと思います。
この馬の力は出し切ったと思います。
馬券的にはトーセンルーチェ軸の3連複で撃沈です・・・。
先行押し切り、上がりの競馬と両方のパターンで狙いました完敗です。
ボンネビルレコードはやはり年齢的にも厳しかったですね。
普段こんな距離のレースがないというのもありますが、全体的に展開予想がしにくい2600m戦。
去年同様、ハナにいった吉田稔騎手の動きなんかは展開予想がむずかしい感じでしょうか。
ここ2戦の末脚が魅力的だったトーセンゴライアスだけに少しもったいない気もしましたが・・。
個人的にはこのコースでポイントになるのは折り合いもつけやすく他馬の動きに影響をうけにくく距離ロスもない内枠。
スローの上がり競馬になりやすいので道中の位置取りと早め先頭で押し切りたい馬の動きからの仕掛けの探りあいな感じでしょうか。
どんな展開になってもしまいの脚が鍵を握ると思うので、やはり道中いかに動かないかがポイントだと思っています。
逃げ馬の乗り方がレース全体の展開を左右する感じだと思うので、そのへん来年注意したいと思いました。