2012年5月10日(不良) 第26回 東京プリンセス賞(ST)
今日は大井開催4日目。
メインレースは南関牝馬クラシックの2冠目、1800m戦の第26回 東京プリンセス賞(ST)が行われました。
人気は前走、桜花賞は出遅れて3着、森騎手のエンジェルツイート。
レースは好ダッシュでエンジェルツイートが一気にハナへ。
おして番手に的場騎手のアイキャンデイ。
その外から張田騎手のコテキタイ、その内に本橋騎手のリカチャンスで向正面へ。
向正面に入ると前の4頭の外から戸崎騎手のコウヨウタレイアが上がっていき、その後ろ
内に鞭を入れて坂井騎手のグレコ、外に真島騎手のグラッツェーラ、その後ろに今野騎手のアスカリーブルで縦に長い展開に。
3角で逃げるエンジェルツイートが後ろを徐々に離して後ろからはアスカリーブルが外を一気にまくっていって直線へ。
直線に入るとアスカリーブルがそのまま差しきって1:53.5上がり39.5で見事1着!
2着にエンジェルツイート。3着はかなり後方から吉原騎手のレディーソルジャー。
前走、京浜盃では15番枠から前に行き外々をまわるきびしいレースも1:47.6上がり39.6の好タイム4着と確実に力をつけてきた感じのアスカリーブル。
今回初の1800m戦でしたが、内目の枠から道中は動かずにしまいもきっちり伸びましたね。
そこまでキレる脚はないですが、ためたほうがしまいの脚もいいので今野騎手もこの馬と枠順に合ったお見事な騎乗だったと思います。
前走今野騎手とのコンビで大井外回りを走ったのもとてもよかったと思います。
羽田盃を見た感じでは同厩エミーズパラダイスとの差はまだ大きそうですが、今後の成長に注目ですね。
2着のエンジェルツイートは前走、浦和1600m桜花賞を出遅れての3着。
今回はスタート後の直線も長いので持ち前のスピードでハナを奪えました。
最後は初の1800mで脚が止まったとはいえこの馬の力は出し切ったと思います。
やはり1800mは少し距離が長いように思います。ベストはやはりマイルでしょうか。
気になるのは前走、今回とそこまでよくないスタートでしょうか。
前走、出遅れで逃げないレースを経験できたので今後の脚質は注目したいと思います。
レディーソルジャーは大外から前は一切ねらわない後方からのレース。
大井外回り1800mで他馬が脚が止まる中、後方からのレースで外から一気に3着。
大外からの無理な先行を避けた吉原騎手の騎乗が展開も向いていい結果になりましたね。
前走大井1800mを経験していたのもすごくよかったと思います。
馬券的にはアスカリーブル軸の3連複もレディーソルジャーを買えずに撃沈です・・・。
不良馬場もあってか全体的にどの騎手も動くのが早かったので思ったよりも多くの馬が最後脚が止まったのが敗因でしょうか。
重賞、特にクラシックは一生に一度のレースなので、各騎手の勝ちにいく姿勢が高いのが予想する上でむずかしい感じになっていると感じました。
初の大井外回りの馬は最後止まりやすいので、特に若い馬の場合止まらない馬(止まらない騎乗をする馬)の取得条件を広げる必要があるなぁ〜と思いました。