2013年10月16日(重) 第46回 ハイセイコー記念(SU)
今日は大井開催3日目。
メインレースは2歳によるマイル戦の第46回 ハイセイコー記念(SU)が行われました。
人気の一頭モデールノは台風の影響で習志野厩舎地区および、佐藤賢二厩舎のある海岸厩舎地区の一部が冠水し馬運車の輸送が不可能になったため競争除外に。
人気は北海道から移籍初戦、御神本騎手のジュリエットレター。
レースは吉原騎手のアスロックが出遅れ。
外の方から和田騎手のグライスが一気にハナへ。
その後ろ内に早田功駿騎手のセイギノミカタ、外にジュリエットレターで1角へ。
すぐ後ろ内4番手に酒井騎手のビックボーイ、外に有年騎手のブラックヘブンで向正面へ。
逃げるグライスのすぐ外にジュリエットレター、その外上がっていったブラックヘブン。
4番手内にセイギノミカタ、その外も上がっていった左海騎手のファイヤープリンスでその後ろは少し離れて比較的縦に長い展開に。
前は内からグライス、ジュリエットレター、ブラックヘブンの3頭が並んだまま3角へ。
グライスがばてて、その後ろからファイヤープリンスと外から今野騎手のドラゴンエアルで直線へ。
直線に入るとブラックヘブンが抜け出し、その外からドラゴンエアル。
その差は徐々に縮まるも最後は1馬身差おしきってブラックヘブンが見事1着!
2着にドラゴンエアル。3着にジュリエットレター。
ブラックヘブンは7枠12番からのスタート。
あまりよくないスタートもすぐに前につけジュリエットレターの外目4番手の位置取り。
遅いペースの中向正面では3番手まで上がっていき、そのまま外目を追走しジュリエットレターと並んで直線へ。
直線で鞭を入れると一気に抜け出しての完勝です。
有年騎手は2004年のトウケイファイヤーで勝ったハイセイコー記念以来の重賞制覇です!
まだ2歳ですがピッチ走法での切れ味をいかした差す競馬ができているのはすごいですね。
走法的には首の使い方がうまく全体的なバランスがすごくいい無駄のない走りなので、今後も注目の1頭です。
ドラゴンエアルは4枠7番からのスタート。
無理におしていかず10番手の位置取り。
向正面から外を通り早めに前につけて、3角ではブラックヘブンの後ろにつけて直線へ。
最後はその差をジリジリと詰めるも1馬身届かずの2着。
前にいって勝ちきれないレースが続いていましたが、前走今野騎手は後方からのレースで見事勝利。
今回も無理に前にはいかずこの馬のリズムでしまいを活かす競馬の今野騎手はお見事だったと思います。
行った行ったの多い2歳戦などはみんな前に行きたがりますが、スタミナ不安の馬も多いので、ある程度差せる競馬ができる馬の強みをうまく引き出せたと思います。
おそらく次走も差す競馬をしてくると思うので、レース展開的にもチェックしたいと思います。
ジュリエットレターは5枠9番からのスタート。
逃げるグライスを前にいかせて番手外の絶好の位置取り。
遅めのペースの中早めに外からブラックヘブンにこられ並んで直線へ。
しかし直線に入ると一気に引き離されての3着。
まだ幼い感じの走りですが、ペースが速くならないような絶妙な位置取りとブラックヘブンが来てからのギリギリの仕掛けなど御神本騎手の騎乗はお見事だったと思います。
切れ味的に前の2頭にかなわなかった感じですが、この馬も止まっていませんし力は出し切ったと思います。
離されてもがんばっていたあたりは一生懸命走るタイプなのでくずれなそうでいいですね〜。
強い馬が南関に来てると思うのですが、北海道の馬は一生懸命の馬の比率が高い気がしますが、気のせいでしょうか・・。スタミナ的な問題かな・・
馬券的にはモデールノ軸の3連単も競争除外で参戦なしです。
かなりのピッチ走法でマイルは少し長そうな感じがしたブラックヘブンはきっていたので助かりました・・(笑)
く〜ず〜劇場でおなじみのキャプテン渡辺さん風にいうと、もはや勝ちだと思います(笑)
そんなキャプテン渡辺さんが出演している『ウイニング競馬』は馬券を買わずに普通に番組として楽しめるのでおすすめです。
元騎手目線の吉沢宗一さんのコメントやウイニング競馬ファミリーの武豊騎手をはじめ多数の騎手の出演、さらにジャングルポケット斉藤さんの好調の騎手に赤マルをつけるくだりや、原さん、虎石さん、岡本さん、森田アナウンサーとキャプテン渡辺さんとのからみなど内容も盛りだくさんです。
ですが、やはりその全てを一言でおとす植田朋子アナウンサーが一番おもしろいですね〜。