南関日記

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南関日記

過去の日記

2009年8月14日(稍重) SPAT4.TV賞 A2


今日は大井開催5日目。
メインレースはマイル戦のSPAT4.TV賞。
人気は大井1400m2連勝中の坂井騎手のユキガフル。
レースはスタートして外から張田騎手のスーパーヴィグラスが前にいくも、内から戸崎騎手のフサイチギガダイヤがハナを主張。
その後ろに少し離れてユキガフル、中野騎手のハタノギャラン、和田騎手のジーンハンター。
ペースも速く縦長の展開。
3角で前が固まってきて直線へ。
逃げるフサイチギガダイヤを外からジーンハンターが追うももうひと伸びしたフサイチギガダイヤが見事逃げ切り勝ち!
2着にジーンハンター。3着は大外から上がり38.9で追い込んできた矢野騎手のリンカーンスター。
3角でスーパーヴィグラスに並ばれかけるも、かるく外に出して内回りの多少きついコーナーを利用して、うまく脚をためつつ先頭のまま直線にむけた騎乗はおみごとです!
上がりのかかったレースだけに、あそこで前にいかせなかったのが大きかったです。
内周りのポイントはやはりコーナーの入り口と出口ですね。

盛岡競馬場では1200mの第14回 クラスターカップ(JpnV)が行われました。
レースは外から松岡騎手のバンブーエールが逃げ、その後ろにタマモホットプレイ。
直線、そのままバンブーエールが押し切って見事逃げ切り勝ち!
2着には安藤勝己騎手のトーセンブライト。3着に武豊騎手のメイショウバトラー。
と完全に人気順、上位4頭JRA勢でした。
それにしてもお年寄りの馬達が多かったですね。

昨日の7Rコズミックブルーに騎乗した繁田騎手は直線、外に斜行し的場騎手のワイエスマジックの走行を妨害したとして、6着に降着でしたが、処分がきまりました。
17日〜20日までの4日間、川崎開催で騎乗停止処分です。

それと11Rで1番人気のジンリュウに騎乗していた的場騎手が、騎乗法に適切を欠き競馬の公正を害したため17日〜20日までの4日間、川崎開催で騎乗停止処分です。
レースは1番人気で最後森騎手のアーサルビーにハナ差さされての4着。
どうも追うのをやめるのが早すぎるということへの処分みたいですね。
競馬主催者にはそのへんの細かい情報の提示がほしいところです。

馬券を買ってない立場から無責任に言うと、そこまでかな〜とは思います。
ジンリュウの持ち時計を0.4縮めるベストタイムで走っていますし、この馬で1600mを上がり39秒台で走っているのと、内を走る2着馬のモエレハナオーとの差もゴール板までに縮め続けています。
1番人気というのと、的場騎手の馬の後ろ脚の接地と同時に重心を変える騎乗法がやはり印象的によくないのと、アーサルビーがもう一度差してきたなどの事があわさっての裁決だったのではないかと思われます。

今回の件などはJRAでは処分されにくいですが、よくある走行妨害での降着や騎乗停止処分などはなんか条件がふわふわしています。
裁決委員の裁決に関しては藤田騎手などももめたりもしていますね〜。
ふわふわしているがゆえに、騎手たちは安全策になり、それが定着してしまったんじゃないかと思います。
結果、日本の競馬はお行儀のいい競馬になってしまい、海外で活躍しにくい馬に仕上がっていくような気がします。
海外の馬ははげしいレースをしている為、前の馬と脚がぶつかろうが、あまりつまずきません。
そういうはげしいレースを経験していない日本の馬が海外で勝つのはやはりきびしそうですね。

日本の競馬界がどこに向かうのか?
そのへんで裁決委員は重要な気がします。
公正さに重点を置いてる以上、公正さを重点に置いたレースになるのはしかたがないのかもしれませんね。

火曜日以降、全体的に林騎手から乗り変わった馬達が活躍しているイメージがあります。
林騎手は悔しいとは思いますが、これをバネにがんばってほしいですね。



うまうま君