南関日記

タイトル
このサイトは一生競馬を楽しむなら何だかんだで南関ダートでしょ!! がコンセプトのホームページです。個人的には少しでも多くの人に南関競馬の楽しさが伝わればと思っています。

南関日記

過去の日記

2013年10月30日(稍重) 第59回 平和賞(SV)


今日は船橋開催3日目。
メインレースは2歳馬によるマイル戦、第59回 平和賞(SV)が行われました。
人気は3戦2勝、前走船橋マイルを完勝した張田騎手のファイト。
レースは中の方からファイトがハナへ。
その外に見澤騎手のエスティドゥーラも外の方から石崎駿騎手のシオサイと左海騎手のソードオブホロウも前へ。
4頭が横に並んだまま1角へ。
その後ろ5番手に本田騎手のナイトバロン。
最内におしていって真島騎手のライブリーソウル。
向正面に入りペースも落ち着くと逃げるファイトの外にぴったりエスティドゥーラ。
下がってきたシオサイの外からソードオブホロウ、内からライブリーソウルとナイトバロン。
その後ろ少し離れて内に山崎騎手のウィーゴー、外からおしていって森騎手のブルーフジで3角へ。
前は逃げるファイトが1馬身のリードでその後ろに内からライブリーソウル、エスティドゥーラ、ソードオブホロウ、ナイトバロンで直線へ。
直線に入ると抜け出したファイトの外からナイトバロンが一気に差し切って先頭に。
その後ろからは五十嵐騎手のリュウノワン。
最後は3馬身差し切ってナイトバロンが見事1着!
2着にファイト。3着にリュウノワン。

ナイトバロンは7枠12番からのスタート。
好スタートで徐々に内にいれていき、先行争いする4頭を見ながら、その後ろ5番手の絶好の位置取り。
そのまま馬群の中を追走し、4角でソードオブホロウの外に出して直線へ。
直線に入ると全馬最速の上がり40.7で見事差しきり勝ち!
移籍初戦で初の左回りの中で、4角急激に外に進路をとったので少し外にすっとんでいましたが、直線ではきっちり伸びての重賞制覇です!
本田正重騎手も見事重賞初制覇です!
右手前での走りがすごくいいので、船橋の直線でもうまく対応していたと思います。
2歳で差す競馬をするので、強い相手と走るとどんどん強くなりそうなので、本田騎手とのコンビとしても注目ですね。

ファイトは4枠6番からのスタート。
好ダッシュで一気にハナにたつも外から終始エスティドゥーラに並ばれる展開。
3角から徐々に振り切り直線抜け出すも、外からナイトバロンに一気に差されての2着。
常に外からプレッシャーを与えられる厳しい逃げでしたが、粘り強い走りだったと思います。
前走で同じ船橋マイルを経験して勝利していたのも大きかったと思います。
若駒では丁寧な騎乗で競馬を教えていく感じのある張田騎手ということで、今後張田騎手とのコンビでの成長過程などもおもしろそうな1頭です。

リュウノワンは7枠11番からのスタート。
外目10,11番手あたりの位置取り。
向正面では前と離されるも早めにおしていき4角では前の5頭のすぐ後ろ6番手から直線へ。
直線入り口で外に大きくすっとんでふくれるも、その後なんとか差してきての3着。
初の左回りで直線入り口スピードに乗ったところで左鞭を使ったためにかなり外に膨れてしまいましたが、最後まできっちり伸びてくるあたりは北海道馬らしく、スタミナと一生懸命さはさすがだったと思います。

馬券的にはウィーゴー軸の3連複で撃沈も、どうしても気になったナイトバロン軸の3連複をプラスしてなんとか的中もトリガミでした・・。
ナイトバロン、リュウノワンと差してこれるのは北海道勢だけという、北海道のレベルの高さを再認識できたレースだったと思います。
中央競馬の外国人騎手は迷わず買いのように、北海道勢は迷わず買いだな〜と思いました。
南関馬との力差ですが、全体的な経験からくるスタミナと競馬のうまさなどは予想してたよりもさらにありそうですね。
一番の不安要素は初の左回りということになりますが、多少すっとんでも問題ないくらいですね。
左回りに対する対応力は北海道のレースでの左右の手前での走りから判断する感じで今後も研究していきたいと思います。

北海道勢のレベルの高さはやはり2012年の4月に完成した屋内調教用坂路の開設が大きいと思います。
競争馬にとって強くなるのに不可欠なのはやはり坂路ですね〜。
インテルナツィオナーレ・ミラノの長友佑都選手も練習場に坂道を作ってもらいダッシュすることによって、好調で切れのある動きで活躍できていると思います。
時代はやはり坂ですね〜!



うまうま君